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第二回バリアフリー調査
6、7号館の設備
7、本館の設備
 前述の8号館同様に車いす利用者を意識した建物の構造になっていると考えられる。下の写真のように公衆電話、エレベーター、トイレが設置されている。
 7号館一階の大教室。こちらの教室では8号館の教室のように
車いす利用者を意識した座席のない席は設置されていなかった。
ちょっとした改造で座席が設置できるつくりであると考えられる
ので今後の検討がなされるのではなかろうか。
 歴史的建造物としての要素が強い本館であるためバリアフリー対応を積極的に推し進めることは
あまり期待できない面があるが各入口にはスロープ(角度11度、幅110cm)が設置されており
一階で実施される講義を受講する場合には不便ではあるが移動ができるような形になっている。
 ただし館内の通路の幅や教室内の通路の幅等を考慮すると車いす利用者が使用する教室
としてはやはり不便であると考えられる。