この廊下の途中に お手洗いのコーナーを見つけた。

車いす利用者のためのお手洗いが設置されていた。
表示板もきちんと出ているのでわかりやすい。




* 休憩室 *

今日の観察を振り返ってみると・・・さりげない工夫というよりも 目に付きやすい工夫が
多かったように思った。
なぜならこうしてポイントを抑えてピックアップできるということは、すなわち
普段配慮がなされていない世界に馴染んでいるからこそのことだということも
出来るからだ。
バリアフリー調査をしようという時点で 私たちは区別された世界を前提としている
のかもしれない。
ただ もしも区別しているならそれはそれなりに、どのように区別しているのかを
追跡していくことで新しい価値観を見出せるかもしれない。

何を見出していくか、を絞っていきたい。

数値的な解析、 それを取り巻いている人々の意識、 そうした配慮の空間内での存在感、、、

究極の理想を追い求めるとしても 現実の中で生きているのならある程度現実に即した
判断基準でイメージしていきたいと思う。

その一つの手段として バリアフリー調査を行っている。
知る、ということで 自分のなかの意識を垣間見ることが出来る。
そう思って、続けていきたい。

いろいろなプランを考えることは意味のあることだろう。
しかし 確固とした芯を持っていなければ 焦点がぼけてしまう。

自分たちの価値観で測定を重ねて 少しずつオリジナルのプランを築いていきたい。

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